(株)伊場仙の吉田誠男社長による講和「江戸と老舗の生き方」2025.04.23
先月27日(木)に開催された日本橋倫理法人会特別ナイトセミナーでは、株式会社伊場仙の十四代目代表取締役社長、吉田誠男さんに「江戸と老舗の生き方」と題して、事業を永続、繁栄させる秘伝についてお話していただきました。
伊場仙さんは、扇子・うちわを通して江戸文化を継承し現代に伝える創業450年の老舗です。
吉田社長のお話で印象に残った二つをご紹介します。
一つ目は「厳しい環境のなかを企業がどのようにして生き延びるか」という課題に対して「だれでも一生のうち、大震災、大火、大不況、疫病のどれか一つは必ずやってくるので有事に備えること」。
会社と自宅が一緒だと、大地震や大火が起きた際には財産をすべて失ってしまう危険性があり、それを防ぐために伊場仙さんは「会社と自宅を分け、片方で何かあったとしても生き残る」という先祖代々からの教えを守り続けてきたそうです。
昨今、いつ起ってもおかしくない大地震に備えるためにも、とても重要なポイントだと感じました。
そして二つ目は、血縁者が後継者として不適格の場合には、血より暖簾を重視し、養子に会社を継がせるなど適材の人間を後継者にすること。これを忠実に実践し創業450年間、暖簾を守り続けてきたそうです。
今年、則武工務店は創業103年目。これからも学びの機会を増やし、できることから実践していきたいと思っています。
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