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専務ブログ

新橋の親柱2023.12.22

以前、新橋付近を歩いていたら、
銀座中央通り沿いにある
「新橋」の親柱を見つけました。
コンクリート製で
上部には照明設備が付けられています。

歴史的遺産として保存されている親柱を見ると、
「江戸時代はここに橋が架かっていたんだ」と
当時の街並みに思いを馳せることができます。


江戸時代、日本橋を起点とする
東海道のルートは、
京橋を通過し、汐留川に架かっていた
「新橋」を渡って品川を経由していました。

その時代、「新橋」の親柱には
擬宝珠(ぎぼし)という装飾があったそうです。
江戸城外で庶民が使える
装飾のついた格式の高い橋は、
他に日本橋と京橋だけだったと言われています。

昭和に入り東京オリンピックへ向けて
道路整備が進むなかで、川が埋め立てられ
高速道路が建設されるなど
周辺の開発と共に「新橋」は姿を消しました。
川の上に高速道路ができたことで
街並みも大きく変わったことでしょう。

新橋は知名度が高い場所でもあり、
多くの人が訪れるまちですが
ここに橋があったことを
思い浮かべる方は少ないと思います。
新橋にお出かけの際は立ち寄って
歴史を感じてみてはいかがでしょうか。