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地域活動

住吉神社例祭 5年ぶりの開催①2023.08.15

8月4日(金)~7日(日)に
住吉神社の例祭が行われました。

5年ぶりとなった今年は、
特に人出が多かったように思えます。
参加する人も見る人も、
みなさん心待ちにしていて
口々に「やっぱり祭りはいいね」と
喜んでいました。

連日、猛暑日でしたが、神輿の担ぎ手には
途切れることなく水がかけられたおかげもあって
熱中症予防にもなり、大きな事故もなく
無事に例祭が終わりました。

佃・月島・勝どき・晴海の地域を
合わせて月島地区と呼んでいます。
私が20代のころ、佃のお祭りで
獅子頭の宮出し
(東京都中央区の区民無形民俗文化財)に
参加したことがあります。

佃では、地元の祭りに尽力された方の遺影を
ご家族が家の前に出し、狭い路地であっても、
獅子頭を担いで
そのお宅の前まで入っていくという
風習があることを始めて知りました。

その時「おじいちゃん、今年も来てくれたよ」と
涙を流しているご家族もいらっしゃり、
地域を担ってきた故人へ
感謝の気持ちを忘れないことも、
この地域の魅力の一つだなあと感じました。

一方、八角宮神輿は大きいので
細い路地まで入っていくことはありませんが、
私の地域でも同じように
神輿に遺影を掲げる風習があります。

12年前に亡くなった母は
長年、地域活動や祭りに参加していた人なので、
神輿が家の前に来たときに、
私は母の遺影を掲げながら
神輿を担ぐ人たちの中に入っていきました。
祭り好きの母でしたら、
きっと喜んでくれていると思います。