学校改修工事では室内環境測定が必須2022.10.29
小学校や中学校など
子どもが使う建物の改修工事を行う場合は、
改修前・改修後に
専門業者による室内環境測定を行い、
その測定結果の提出が必須となっています。
室内環境測定は、
改修工事後にホルムアルデヒドや
揮発性有機化合物の室内濃度を測定し、
シックハウス症候群の
原因となる物質が出ていないか
確認するために行われます。
一般の方にはあまり馴染みがないでしょうが、
子どもたちの健康を守るためには
とても大切なことです。
厚生労働省が定めた測定法では、
測定前に外気と入れ替える時間、
部屋を密閉する時間、
採取する位置なども細かく決められていて
対象となる部屋を
30分間換気してから5 時間以上密閉して、
その後30分間、それぞれ 2 回ずつ
試料空気を採取し分析します。
弊社が過去に行った改修工事では
問題が出たことはありませんが、
測定業者さんから聞いた話によれば
ある業者さんが
規定と違う接着剤を使ってしまったときに
微量でも検査結果には
しっかりと表れたそうです。
則武工務店では、
シックハウス対策もきちんと考えて
家づくりに取り組んでいますので
どうぞご安心ください。
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